法定控除・協定控除とは
労働基準法では給与の支払いは全額で支払うことが義務づけられている。
しかし、例外として給与から控除することが可能。
このとき「法令に別段の定めがある場合」の控除を法定控除、「労使協定に定めがある場合」の控除を協定控除という。
法定控除の例
法定控除には以下のようなものがある。
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 介護保険料
- 雇用保険料
- 所得税
- 住民税
※労災保険は会社が全額負担となるため控除の対象にはならない
協定控除の例
協定控除には以下のようなものがある。
これらを控除するには別途会社と従業員の代表者があらかじめ協定を結ばなければならない。
- 社宅費用
- 寮費
- 親睦会日
- 財形貯蓄費
- 社内預金
- 生命保険料
- 労働組合費
- 会社が貸したお金の返済 etc